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マレーシア中銀のバンク・ヌガラのマルズニシャム・オマル副総裁は7月25日、2022年に疑わしい銀行取引が約25万件報告されたことを明らかにした。
前年比で約30%増で、同行は今後も取引の監視を強める。
同行の資金情報機関(FIU)が法執行機関や海外のFIUに照会した取引情報のうち約70%が詐欺や汚職、密輸、違法薬物取引、組織犯罪に関与する取引だったという。
この結果、51人が逮捕され、5億7000万リンギ以上の資産が凍結された。
また、組織犯罪と脱税に関与した取引では3億7200万リンギが回収されたことも同副総裁は明らかにした。
一方、昨年10月に発足した国家詐欺犯罪対応センター(NSRC)ではこれまでに1万5000件以上の報告を受け、被害総額は1億4100万リンギに上った。