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トゥンク・ザフルル通産相は7月24日、製造業で最低50億リンギ以上への戦略的投資家に対しレジデンス・パス・タレント(RP-T)を発給することを明らかにした。
対象となるのは政府の新投資政策(NIP)や2030年新産業マスタープラン(NIMP)で政府が推進する製造業。
マレーシアでの就労実績がなくても投資家本人、配偶者、扶養家族に対して発給され、最長10年間滞在できる。
人的資源省傘下のタレント・コーポレーション・マレーシア社が手続きを行うという。
一方、製造業向けのデジタル・ノマド・パスについても同相は言及し、デジタル技術などに長けている外国人が配偶者や扶養家族とともに最長2年間滞在できる。
マレーシア・デジタル・エコノミー・コーポレーション(MDEC)が2022年10月に新たに導入した「DEランタウ・デジタル・ノマド・パス」に基づいていると述べた。
これらの措置は多国籍企業がグローバル・リスク分散戦略の一環として、コスト効率からサプライチェーンの安全性へと移行する中、マレーシアが現在進めているグローバル・サプライチェーンの再設計を活用するため。
「これらの措置は質の高い高価値の投資や高度に熟練した専門家をひきつけるだけでなく、マレーシアの労働者の競争力を向上させ、デジタル起業家精神を刺激させるだろう」と述べた。