ホームマレーシアニュース州議会選挙 5州は解散前の現状を維持か=専門家
州議会選挙 5州は解散前の現状を維持か=専門家

州議会選挙 5州は解散前の現状を維持か=専門家

2023.08.10 政治・社会

戦略研究ヌサンタラ・アカデミー(NASR)は今月12日に行われる6州の州議会選挙で、5州は解散前の勢力が維持されるとの見通しを示した。

NASRによると、スランゴール州とヌグリ・スンビラン州は国政与党の希望同盟(PH)と国民戦線(BN)が優位。前者は国政与党側が定数56議席中41議席を獲得すると予測し、後者は定数36議席中28議席が国政与党が占め、残りが国政野党になるだろうとしている。

ペナン州は国政与党が定数40議席中29議席。これは解散前より6議席落としそうだという。

クダ州は定数35議席中33議席を国政野党が握る。クランタン州は全議席を国政野党が獲得するとも予測している。

ただ、トレンガヌ州は予測ができなかった。

解散前はPNが23議席、BNが10議席をそれぞれ占めていたが、昨年行われた下院議会選挙でクアラ・トレンガヌ選挙区で不正があって無効になったことなどのため、有権者の動向が見えないとNASRは理由を説明した。

上記のすべての予測は登録有権者の少なくとも3分の2が投票した場合を条件としている。

また、PHとPNの有権者が票を変えない一方で、BN支持者が3つに分かれた場合との仮定で算出した。

BN内は現在分裂状態にあり、一部政治家を追放するなど総裁への信用失墜が響き、支持者の間で混乱を来しているともNASRは説明した。
 

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