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8月17日午後2時50分ごろ、スランゴール州シャーアラム近郊のエルミナ地区の道路に、小型航空機が墜落した。乗員乗客のほか、巻き込まれた車と二輪車の運転手、合わせて10人が死亡した。
事故のあった航空機は米製ホーカービーチクラフト社製390型機。クダ州ランカウィ島から午後2時8分に飛び立ち、スランゴール州スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(通称、スバン国際空港)に向けて飛行していた。着陸直前に道路に墜落して炎上、機体は粉々になり、道路は黒焦げになった。
航空機にはパハン州のジョハリ・ハルン州議会議員(国民戦線(BN)所属)や側近らが乗っていた。同議員は同州の閣僚にあたる地方自治体・住宅・環境・緑化技術委員会の委員長を務めていた。墜落したことを受けて、同州スルタンでもあるアブドゥラ国王が現場を視察し、哀悼の意を示した。