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保健省は8月25日、国内でエムポック(サル痘)の感染が確認されたと発表した。国内では初めて。
感染したのは、2022年4月からマレーシアで働いている外国人男性と、その男性の接触者であるマレーシア男性の2人。
外国人男性は7月6日にサル痘の症例が報告されている国に渡航し、10日にマレーシアに再入国。19日に症状が出始め、23日に水疱が現れた。その後に病院で隔離され、8月10日に退院した。
接触者の男性は、外国人男性が隔離治療を受けている期間に症状が現れたが、軽症だった。
サル痘の潜伏期間は5~21日。発熱、疲労感、頭痛、湿疹のような発疹が症状として現れ、顔から手足に広がり、その後体のほかの部位にも広がる。倦怠感や体の痛みが出るときもある。治療は対症療法が基本となり、天然痘ワクチンによって約85%の発症予防効果があるとされている。