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クランタン州南部のグアムサン郡ポス・ビハイ地区で、8月26日までに野生のトラの足跡が再び見つかり、先住民族オラン・アスリたちに不安が広がっている。マレー・メール電子版が伝えた。
オラン・アスリが住む複数の村の周辺では、昨年6月に野生のトラの足跡が発見された。村民によると、今月25日に村の近くで数頭のトラの足跡を発見。毎晩のように村の周辺に出没しているようで、犬が襲われたこともあるという。夜になると犬の吠える声がよく聞くが、怖くて外出できないと話している。
同州南部の多くはジャングルに覆われ、その中でオラン・アスリは生活をしている。このあたりはもともとトラの生息数が多いが、生息地が開発されていることもあり、村の周辺に出没するのだと関係者は話す。
昼間も出てくる可能性があり、村民らは仕事などで移動する場合は集団で動くようにしている。一部は怖くて仕事にもいけないと苦情を申し立てている。
村民らはトラの捕獲を願い、野生動物保護局に通報。同局職員は村周辺の調査を行なっている。