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ラフィジ・ラムリ経済相は8月29日、マレーシアのエネルギー転換目標を達成するために、原子力の利用を否定しないと述べた。これまでの政権は、原子力の利用を否定していたが、閣僚が利用を容認する発言は初めてとみられる。ニュースメディア、ザ・エッジが伝えた。
同相は同日に行われたエネルギー移行会議において、原子力の利用を肯定し、「いずれ原子力は国の計画の一部になると思う」と述べた。「原子力発電所の着工については注意すべきことが多い」として、建設は簡単ではないとの見通しも示しつつも、エネルギー転換計画においては、ニック・ナズミ天然資源・環境・気候変動相とともに、原子力の導入の可能性について政策レベルで検討していることも明らかにした。
ニック・ナズミ天然資源・環境・気候変動相は、7月には原子力発電所の建設に否定的な考え方を示していたが、エネルギー転換会議では「完全に否定するものではない」と語っている。