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在マレーシア日本大使館は8月29日、邦人が、スリやひったくり、詐欺に遭うケースが増加しているとして注意を喚起した。今後も被害が増える可能性があるとして警告を発している。
事例としては、エスカレーターに乗車中、背負っていたリュックサックやバッグの中から財布などが盗まれたり、電車やバスの中で数人のグループに取り囲まれて財布が抜き取られるなど。観光地バトゥ・ケーブの階段で、リュックから財布を取られるケースがあったほか、旅券を盗まれるケースも増えているという。
大使館は「時折背後を振り返る」、「バッグを背中に掛けない」などの対策を行い、警戒心をもち、対策を習慣づけるよう求めている。また、外出時は多額の現金やカードなど貴重品を極力持ち歩かないようにし、歩道を歩く際は車道側にカバンを持たないことなども呼びかけている。
詐欺事件も多発している。携帯電話に知らない発信番号から「あなた名義でクレジットカードが不正に作成されている」や「口座から不正な取引が確認された」などと連絡があり、オンラインバンキングのIDやパスワード、クレジットカードの暗証番号を聞き出す詐欺グループの存在も確認されているとしている。
日本同様マレーシアでも、公的機関や銀行などが個人に連絡してカード情報を聞き出すことはないため、答えないよう求めている。心当たりのない電話やメールには対応せず、個人情報は絶対に教えないことが肝要だ。