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イスラム開発局(JAKIM)は9月1日、イスラム教徒(ムスリム)の婚前講座修了書の有効期限を10年に設定することを検討していると明らかにした。10月1日から導入したい考え。電子版マレー・メールなどが伝えた。
同局によると、講座の内容を適切で効果的なものにするため期限を設ける方針。導入されれば、10年毎に講習を受講する必要がある。
イスラム教徒は、結婚前に夫婦となる2人が講座を受けることが求められている。現在は、1度の受講で修了書が発行されれば、その後の受講は必要ない。講義は、夫や妻の責任、結婚生活を乗り切る方法や収入の安定のさせ方、離婚後の子どもの親権などについてで、2日間にわたって行われる。最終日にはテストが行われ、合格しなければ結婚が認められない。ただ、不合格になる人はいないようだ。また、外国人や、年齢が45歳以上の人は講座の参加が免除されている。