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通信デジタル省のテオ・ニーチン副大臣は9月2日、ネットアクセスの悪い4地域に米国スターリンク社の衛星機器4台を設置したことを明らかにした。国営ベルナマ通信が伝えた。
設置されたのはパハン州クアラ・ピラのマラ工科大学のほか、スランゴール州ゴンバック郡やペラ州タンブン郡、ジョホール州ジョホール・バル市のそれぞれのオラン・アスリが居住する地区。
高性能の衛星機器30台を同社に発注し、10台が納入された。残りの6台は、サバ州やサラワク州のネットがつながりにくい地区に設置する予定だという。設置場所に関しては教育省や保健省、地方開発省と協議中。
高性能の衛星機器は1台1万1000リンギほど。設置場所にもよるが、100メートルほどをカバーするという。
今回の衛星機器購入については、7月に、同社のイーロン・マスク氏とアンワル・イブラヒム首相がオンラインで会談した際に決まっていた。