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サラワク州の大気汚染が9月4日午前、大気汚染指数(API)で「不健康」レベルに達した。英字新聞ザ・スターなど各紙が伝えた。
マレーシア大気汚染指数(APIMS)のウェブサイトによると、クチン市で134、スリ・アマン郡で154、スリアン郡で124の指数を観測。そのほかの地域でも指数は軒並み悪く、9月1日以降「不健康」レベルの数値が観測されている。「不健康」レベルでは、心臓や肺に基礎疾患がある人々の健康状態を悪化させる可能性があり、外出時のマスクの着用が必須だ。
また、ヌグリ・スンビラン州ニライでも3日に「不健康」レベルに達したが、4日早朝には改善した。ペナン州のペナン島タンジュン・ブンガ地区でも4日午前に149を記録。本土側のスブラン・ジャヤで129となり、上空がどんよりと曇ったようになった。
東南アジア諸国連合気象専門センター(ASMC)のウェブサイトによると、3日と4日はインドネシアのカリマンタン島西部やスマトラ島で、野焼きの発火地点が多く確認された。大気汚染の原因は野焼きによるもので、今後ヘイズ(煙害)が拡大する可能性がある。