トレンガヌ州で出生届の遅延が286件に

トレンガヌ州国家登録局はこのほど、2022年に同州で286人の出生届が遅れて出されていたことを明らかにした。マレーシアでは、出生後60日以内に届けを出すことになっている。英字新聞ザ・サン・デイリーが伝えた。

届け出の遅れの原因のほとんどは保護者の怠慢によるもので、事務所までの交通手段がなかったことを理由にしている人もいたという。

届け出が遅れた場合、同局職員が保護者への聞き取りなどを行うため登録に時間を要し、出生証明書の発行も大幅に遅れることになる。今年は、さらに多くの届出が遅れる可能性があるとして、同局は新生児の保護者を対象に登録を呼びかけるプログラムなどを行う予定。