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マラッカ州とヌグリ・スンビラン州の州境にあるスンガイ・ティムンで、60代の女性がワニに襲われる事故があった。マラッカ州出身のマハマド・ノール下院議員が9月5日に英字新聞ザ・スターに語った。
マハマド下院議員によると、エビ釣りをしようと女性が川岸に行った際、突然ワニが現れ、女性は川に引きずり込まれそうになった。激しく抵抗したため、しばらくしてワニはあきらめて逃げていった。女性は「30年ほどこの川でエビ釣りをしていたが、こんな経験は初めてだった」と話しているという。同議員もエビ釣りをするため、この女性と面識があり、搬送された病院を見舞った際に話を聞いたという。
スンガイ・ティムンは、スンガイ・リンギの支流で、海水ワニの生息地。2020年の調査では164匹が確認され、最大5メートルのワニも発見されたが、この川でワニが人を襲ったケースはこれまでになかった。