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アンソニー・ローク運輸相は9月12日、首都圏のバス路線について、いずれは統合させたいとの考えを示した。英字新聞ザ・サン・デイリーが伝えた。
クアラルンプールとスランゴール州では現在、半民間のラピッドKLバス、クアラルンプール市役所(DBKL)のGoKLバス(無料)、州が運営するスマート・スランゴールの3社がバスを運行している。しかし、一部で路線が重複していることから、これを調整し、より効率化すると共に利用者数を増やしたいとしている。
同相によると、首都圏で毎日運行しているバスはわずか724台。効率的な運行には約4000台が必要とし、「年末までに毎日1000台は運行させたい」と述べた。ラピッドKL社にある「整備中」のバス約150台を、まずは早期に運行させる。
7月に一部の道路にバスレーンを導入して以降、利用者は1日あたり1万4000人超と、導入前と比べて12%増加した。乗用車より20分短縮できると同相は強調している。ただ、バスレーンに乗用車が入り込むケースもあり、今後、関係閣僚で議論して予定。