関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
マレーシア統計局は9月19日、8月の貿易収支が2130億リンギにとどまり、前年同月比19.8%減になったと発表した。輸出入ともに2桁のマイナスを記録した。ただ、貿易黒字は維持した。
輸出総額は前年同月比18.6%減の1152億リンギ。国内輸出と再輸出の両方でマイナスとなり、いずれも2桁の減少。前月比では1.4%減となった。輸出の中で農作物が76億リンギにまで落ち込み、前年同月比で27.1%減。次に鉱業が同比23.1%減の85億リンギ、製造業も同比17.7%減の984億リンギと振るわなかった。
一方、輸入総額は8月も減少を続け、前年同月比21.2%減の979億リンギとなった。中でも輸入総額の半分を占める中間財の22.6%減(515億リンギ)が大きく響いた。消費財も同比5.4%減の85億リンギにまで落ち込んだ。資本財は同比5.4%増の107億リンギとなった。
貿易相手国である中国は輸出入ともに2桁の落ち込みを記録。輸出は147億リンギで同比20.3%減、輸入は209億リンギの17.5%減。米国も輸入が25.1%減と大きく落ち込んだ。隣国のシンガポールへの輸出は19.3%減の168億リンギだった一方、輸入は126億リンギで、0.2%の微増となった。