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アンワル・イブラヒム首相は9月22日、「世界は二極化しており、大国間の対立は紛争地域の国、特に小国に対して悪影響を及ぼす結果を招いている」との憂慮を示した。国連総会の演説で述べた。
演説で首相は「私たちは地政学的なジレンマに陥っている」と述べ、大国は二者選択を押し付けていないものの、現実的にこれが唯一の選択肢になっていると嘆いた。これに伴い、少数の国々が多くの国々を支配する世界になることを懸念しているとも語った。
演説ではまた、ウクライナ、パレスチナ、アフガニスタン、ミャンマーなどの問題を挙げ、世界の紛争や人道危機を解決する必要があると協調。解決のため、国連を中心とした多国間の協調的な取り組みが求められているとも述べた。
ロシアによるウクライナの侵略戦争については「すべての当事者が敵対行為をやめる必要がある」と強調。世界にも悪影響を及ぼしていることから友好的な解決策を迅速に見つけるよう呼びかけた。