29日にも内閣改造か＝消息筋

アンワル・イブラヒム首相は早ければ9月29日にも内閣を改造するもようだ。27日付『ザ・スター』が消息筋の話として伝えた。

消息筋によると、遅くとも10月13日の2024年度予算案の上程前には行う。

内閣改造は小幅か大幅になるかはまだわかっていない。ただ、7月に死去したサラフディン・アユブ国内取引・生活コスト相の後任がまだ決まっておらず、この後任を決めるなどの小規模なものになる可能性もある。大規模な改造としては人的資源相や天然資源・環境・気候変動相などいくつかの閣僚を差し替える案も出ている。

また、首相は財務相を兼任しているが、多忙すぎて財務相に専念できないため、ジョハリ・アブドゥル・ガニ元財務相を置くことも検討しているもようだ。同氏はマレー人の間でも一定の人気があるため、首相としてはひきつけておきたいものの、与党の統一マレー人国民組織（UMNO）が抵抗しているという。