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国内大手のパンメーカー、ガルデニア・ベーカリーズ社が10月1日から同社の製品30種類の価格を10センから40セン引き上げると発表した。これに対して国内取引・生活コスト省は値上げの理由を求めている。
同社は先に人件費や電気料金、天然ガスの価格が上がったために引き上げると説明。また、グルテンが72%、イーストが50%、砂糖も38%も価格が引き上がったとして上げざるを得ない実情を訴えた。ただ、大多数の顧客の負担にならないよう白パンや全粒粉パンなどは値段を据え置くとして一定の配慮も見せた。
同省のフジラ・サレ副大臣は「不当な価格上昇は消費者に負担を強いる可能性がある」として強い不満を表明。9月27日に理由提示書を送り、6日以内に説明するよう求めている。
同副大臣は値上げについては理解しているが、引き上げ額を問題にしているようだ。
なお、他のパンメーカーは価格の引き上げをしていない。