関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
ジョホール州野生動物・国立公園局は9月28日、同州クルアン郡でゾウによる被害総額が年間100万リンギにのぼっていることを明らかにした。農作物が荒らされるケースが多発し、年間平均100件の苦情を受けているという。
同郡周辺のジャングルには野生のゾウが生息しており、先に30頭ほどの群れが歩く姿が撮影され、ソーシャルメディア上で流れた。同州の道路ではゾウが横切ることも多く、車を停めて降りないよう呼びかけた。
同局ではこれらゾウが本来の生息地から餌を求めて離れた可能性があるとも指摘。植林活動によるアブラヤシの木の魅力につられて来た可能性もあるとしている。
農家などでの被害が深刻化していることから、同局は監視を強めている。ただ、これといった根本的な解決方法は見つからないため、同局も頭を痛めている。