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首都圏などで10月2日も隣国からの野焼きによるヘイズに襲われた。
クアラルンプールのチュラス地区では1日からヘイズに覆われ、時間ごとにひどくなった。2日午前には大気汚染指数(API)が160を超えた。また、スランゴール州プタリン・ジャヤやシャーアラム、クランでもそれぞれ「不健康」のレベルに達した。ヌグリ・スンビラン州やマラッカ州でもそれぞれ150を超える数値が観測された。数値が100以上になると「不健康」レベルとなり、外出をできるだけ控える必要がある。
ペナン州スブラン・ジャヤ地区でも2日午前には一時期「不健康」レベルである100を超え、ペラ州タイピン郡でも午前は120~149の数値を記録し、空はどんよりと曇った状態となった。
いずれもインドネシアでの野焼きによるもので、スマトラ島では9月30日には100か所以上、カリマンタン島では350か所以上での野焼きが確認されている。今後も発火地点は増えるとみられ、ヘイズはしばらく続くとみられる。
政府は日々のヘイズの状況を自身で確認し、マスクの着用やできるだけ外出を控えるよう呼びかけている。APIの観測値はこちらで確認できる。