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インドネシアのシティ・ヌルバヤ・バカール環境・林業相は10月2日までにマレーシアやシンガポールで観測されているヘイズについて「インドネシアから越境しているヘイズではない」と述べた。マレーシア政府はインドネシア政府を批判しているが、同相は「(批判内容は)正確ではない」と反論した。
同相は9月28日から30日までのヘイズ画像などをASEAN専門気象センター(ASMC)などから受け取った。その期間にスマトラ島とカリマンタン島での中程度のヘイズが観測されたことを認めた。また、10月1日にはカリマンタン島中部やスマトラ島南部でもヘイズが発生したことも認識したという。ただ、風向きは南東から北西や北東に動いており、ヘイズはインドネシア国外に流れていないと同相は主張している。つまり、スマトラ島からでもマレー半島やシンガポールの向きにヘイズは流れていないという。
同相は「状況は毎日モニターしている」とも述べ、野焼きの発火地点での鎮火活動を行っているとも説明。これまで野焼きに関して203社が警告を受け、マレーシア系企業を含む20社が野焼きを行ったことを理由に営業停止処分を下したとも話した。