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アフマド・ザヒド副首相は10月3日、マレーシア・ハラル産業開発評議会が来年初めからハラル認証の申請・更新手続きを簡素化し、承認またはフィードバック期間を23営業日にすることを決定したと発表した。
これまで申請から認証書を受け取るまでには9か月から2年かかっており、大幅に短縮してハラル商品の多様性を目指す。
同副首相によると、これまで長期化していた要因の一つは、イスラム開発局(JAKIM)が設定した条件を申請する多くの中小企業が満たせないことにあった。申請書の多くに不備があり、中でもハラル認証に合わせた施設の改造や改良といった面で費用がかさむこともあり、多くの問題に直面するためだったという。
このため、新たな申請プロセスを導入するため、実証実験をクアラルンプールなどのホテルで行う。2か月の実験の後に新しいプロセスを開始して手続きを短縮させると同副首相は説明した。
同副首相はまた、ハラル製品を国内だけでなく、積極的に海外に輸出できるよう外務省や通産省に働きかけ、「ハラル外交」を行っていくよう求めていくとも話した。