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スンガイランガット浄水場の設備更新や点検のため、首都クアラルンプールを中心に12日までの予定で計画断水が行われている中、9日夜、別の浄水場で悪臭が確認され、断水のエリアは拡大している。
悪臭が確認されたのは、ランタウ・パンジャン浄水場。
州公衆衛生環境委員会によると、油のような臭いがしたため計測したところ、臭気強度3(TON)が確認されたという。すぐに給水を停止させ浄水場にオイルフェンスを設置したほか、希釈率を高めるために、近くの水資源から1日あたり5億9000万リットルの水をスンガイ・セランゴール川に放出する緊急措置が取られた。
現在、臭気はおさまっており、一時的なものだったと考えられると州公衆衛生環境委員会の担当者は話している。浄水場周辺などの調査も行われているが、これまでのところ原因はわかっていない。調査は今日も行われる見込み。
すでにランタウ・パンジャ浄水場は稼働を再開しているが、給水障害や水圧低下が発生しており、断水等が続いている。
断水のエリアは、水道事業会社プングルサン・アイル・スランゴールのSNSに随時更新。