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サバ州ではこの1か月でワニに襲撃されて死亡する事件が4件発生している。同州当局はワニを駆除するなどしているが、根本的な解決策には至っていない。
同州東部のキナバタンガン郡スカウ地区の農園近くで10月23日、農園労働者の遺体が発見された。川岸で衣服を洗濯して入浴しているところをワニに襲われたとみられる。遺体は現場から500メートル先で見つかった。これにより9月22日からの死者数は4人目となった。
同州野生動物局は10月19日にワニによる襲撃で3人目の犠牲者が出た後にコタ・ブルド郡で4匹、ラハ・ダトゥ郡で1匹のワニを射殺した。特に大型のワニを重点的に駆除・捕獲しているという。
犠牲となったこれまでの4人はいずれも川岸にいたときに襲われている。同州では川岸は危険であるため、近寄らないことが肝要だ。
ワニの生息数は年々増加しているもよう。専門家によると、人間への攻撃が増加しているのは、生息地の喪失に加え、食料源の減少が原因である可能性があると説明している。