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アザリナ・オスマン首相府相(法律・制度改革担当)は10月25日、法制度の完全性を確保するため、行政、立法、司法の権限の三権分立を守ることを約束すると述べた。国会内で行われた法律家協会会長との昼食会で話した。
同相は「法律が紙の上にのみ存在するのでなく、実社会で積極的に支持・尊重され、正当に解釈されるようにするためには、政府が三権分立の機能と役割を忠実に果たす必要がある」と述べた。さらに、「良い法律を起草するためには民主主義、法律を施行するには良い執行機関、法律を自由かつ意識的に解釈するためには独立した司法がそれぞれ必要だ」とも説明した。
その上でアンワル・イブラヒム首相は三権分立を強く意識して介入しないことを望んでいるとも話した。
マレーシアでは裁判に政府や閣僚が介入することもあり、特にナジブ政権時にアンワル氏の裁判に口を挟むことをしていたようだ。首相はこういった教訓から三権分立の重要性を認識しているとみられる。