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中銀バンク・ヌガラ(BNM)のアブドゥル・ラシード総裁はこのほど、マレーシア人の多くが家計管理のリスクについていまだに短期的な考え方をしていると嘆いた。
信用相談・債務管理局のデータによると、マレーシア人の半数近くが緊急時のために1000リンギを準備することが困難。3人に1人は保険について学ぶことに関心もない。金融リテラシーが成長していないと憂慮を示した。
また、マレーシア人の3人に1人が借金を負っているものの、そのほとんどがそれなりの収入があるという。さらに、国民の37%が銀行のキャッシュカードなどのパスワードを家族や友人と共有していることも判明した。
こういったことから同総裁は「誰もがさまざまな金融商品とその適合性についての知識を持たなければならない」と指摘。金融リテラシーの高い社会は、生活水準を向上させるだけでなく、国の経済成長にも貢献することができるとし、今後も金融リテラシーの認識向上に努めたいとも述べた。