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11月に米国サンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)をマレーシアが参加をボイコットする可能性が出てきた。
アンワル・イブラヒム首相は10月31日、国会での審議で野党側からパレスチナとの連帯のためにボイコットを求める声が挙がり、首相は「その提案を検討している」と述べた。
ただ、東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国と協議した上で決定すると首相は述べた。
マレーシアの外交方針は中立政策だが、与党議員は「パレスチナ問題に対する政府の姿勢が中立の原則に反していると批判が出ている」と国会で指摘。首相はこの声を認めつつも「残酷で人道的な問題に直面したときには、決して中立を保つことはない」と強調した。歴史的かつ人道的な観点からこの問題について捉えるよう呼びかけている。