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10月に突然運航を停止した格安航空マイエアライン(MYAirline)は保有していたエアバス社製A320型機10機のうち6機をリース先が回収し、民間航空局の登録を抹消されたことを明らかにした。4機はまだそのままだという。
マイエアライン社は日系企業を含む8社から機体を借りている。
運航許可は一時的な停止を受けているが、こちらもまだ当局から抹消はされていないとも同社は説明した。
同社は事業再開に向けて複数の投資家と交渉をしているが、容易ではなさそうだ。
一方、同社の共同創設者とその家族は先に資金洗浄容疑で逮捕されている。その1人であるゴー・ファンファ容疑者はEコマース会社i-Serveの主要株主。この会社は投資詐欺を行っていることがわかり、67人から総額8160万リンギをだまし取っていたことが判明した。これらに関連してすでに10人が逮捕されている。
また、この会社は昨年10月に中銀バンク・ヌガラから罰金5000万リンギを科されていたこともわかった。
民間航空局などはマイエアラインの財務監査を今年5月末に行って「問題なかった」としているが、警察当局は社員への給与未払いなどが発生していたことを突き止めており、問題がさらに拡大する可能性も出てきている。