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サイフディン・ナスティオン内相は11月7日、サバ州東海岸で2020年1月15日以来、身代金目的の誘拐事件は報告されていないことを国会で明らかにした。
同地域では2018年からマレーシア人や外国人を誘拐する事件が多発していた。2014年からは周辺一帯の海域には夜間航行禁止令が今も出されている。
同相は、サバ州東部保安司令部(Esscom)がこの地域をパトロールしており、船やヘリコプターを常駐させて、安全上の脅威を最小限に抑えているとしてその効果を強調した。
同相は先に2017年から2020年までの誘拐未遂事件は40件あったことを明らかにしていた。
現在も海賊行為や人身売買、密輸といった事例は発生しており、今後も誘拐事件が発生する可能性はあるため、警備を強化する。治安関連施設を増設し、また職員向けに住居60戸も買い上げたことも明らかにした。
なお、日本外務省はこの地域に対して渡航中止勧告を発出し続けている。