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マレーシア科学大学(USM)とUSMのスピンオフ企業が製作した超小型衛星「SpaceANT-D」の打ち上げが成功した。米国カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙空軍基地から米国のスペースX社のファルコン9ロケットに積載されてマレーシア時間11月12日午前2時47分に打ち上げられた。
超小型衛星は縦横幅がいずれも5センチで、重量は250グラム。IoTアプリケーションのデータ保存と転送を目的として打ち上げられた。今後7~10日以内に展開器AlbaPodからデータが放出され、アマチュア無線の地上局に送信される。地上局からデータはクラウドに送られて、ユーザーは簡単にデータ検索ができるようになるという。
USMのスピンオフ企業スペースイン社のノリミア・アミリア最高経営責任者(CEO)は「(この打ち上げで)マレーシアの宇宙開発活動をリードしていきたい」とコメント。同社の衛星を利用する重点産業は主に農業、林業、石油ガス業になるとも付け加えた。