1～9月のオンライン詐欺件数　前年同期比3％増

通信デジタル省のテオ・ニーチン副大臣は11月14日、今年1月から9月までの間にオンラインによる詐欺件数が1万9224件に達し、前年同期比3％増になったと述べた。被害総額は約6億8700万リンギにのぼり、同比29％増だったという。

また、同省傘下のサイバーセキュリティー・マレーシア公社が運営するヘルプセンターには今年10月までに4898件のサイバーセキュリティーに関する苦情を受け付け。このうちオンラインによる詐欺件数は3087件だったといい、詐欺が大半を占めた。

一方、マレーシア通信マルチメディア委員会（MCMC）は10月31日現在で1764件のフィッシング用偽ウェブサイトを遮断。また、怪しいテキストメッセージ（SMS）を送信した携帯電話番号や固定電話番号を9月までに合計7万9322本もブロックしたという。