関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
国内で2番目に糖尿病患者が多いペルリス州の保健局は11月28日、「糖尿病対策戦略計画」を策定し、来年に実施することを明らかにした。同局のイスムニ・ボハニ局長が述べた。
計画はすでに最終草案にあるといい、州議会に近く上程される見込み。
計画では恵まれない人などに対してモスクなどでの健康診断が含まれている。同局長によると、村民は健康診断を怖がり、これまでどおりの普通の生活が送れるようにするため、健康問題には知ろうとしない傾向がある。このため、早期の健康診断を促すために各所に無料で健診ができる場所を設置する。
18歳以上のペルリス州民を対象とした「2019年国民健康・罹患率調査(NHMS)」では、州人口25万人ほどのうち32.7%が糖尿病に罹患していることがわかった。2015年比で倍の数字となったという。なお、国内で最も多いのはヌグリ・スンビラン州。