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サバ州警察は12月4日、州北部のフィリピンと国境を接する海域で乾燥カメ肉9トンなどを積んだ漁船を押収したことを明らかにした。容疑者は別の船に乗ってフィリピン方面に逃走した。
警察によると、11月29日午前11時すぎに海洋警察が不審な船を発見し停船を命じたが、向きを変えて逃走。乗っていた4人はその後に船を捨てて海に飛び込み、近くの浅瀬のサンゴ礁まで泳いでいった。その直後に別の船が4人を拾い上げて逃走したという。
押収された船内には絶滅危惧種のカメ肉の他、乾燥貝2トン、ハタ200キロ、タツノオトシゴ150キロ、なまこ90キロ、海藻90キロ、フカヒレ5キロも見つかった。
カメ肉9トンはカメ1万2000匹分になり、近隣の海などで捕獲されたとみられる。
押収された漁船はスンプルナ郡で登録されている船で、所有者を特定しているが、この事件に関与しているかどうかは捜査中。
ただ、警察は容疑者をフィリピン人とみている。