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クアラルンプール市役所(DBKL)は12月5日までにコンビニなどでの酒類販売制限を撤廃していないとの声明を発表した。地元紙が11月30日に撤廃させたと報じていた。
DBKLは連邦直轄省の物品認可委員会(ELBKL)が11月23日の会合で雑貨店、コンビニエンスストア、漢方薬店での酒類販売制限を撤回したとしているのは事実ではないと説明。免許更新の申請のみを検討していると改めて述べた。
現状では雑貨店、コンビニエンスストア、漢方薬店での酒類販売はビール以外は認められていない上、販売時間が午前7時から午後9時までに制限されている。
アルコール飲料のクアラルンプール市での販売規制は紆余曲折を経て今に至っている。2020年11月にまず販売全面禁止が突然発表された。2021年10月から導入するとしていたが、業界が猛反発し、DBKLはこれを延期。この期間もDBKLと業界の間で大揉めに揉めたが、妥協策として最終的に今の措置に落ち着いた。しかし、同市は華人が多いため、春節(中国正月)期間は販売を認めるなど一貫した措置を出せていない。