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与党・民主行動党(DAP)のクアラルンプール支部長のタン・コックワイ下院議員は12月17日、地方選挙を復活させるよう政府に要請していることを明らかにした。地方選挙はまず首都から始める必要があると述べた。
同議員は、民主主義を強化させるためにも必要と強調。また「地方選挙が実施されることで、代表なくして課税なしという原則が守られ、効果的でクリーンな、国民中心の統治が実現し、クアラルンプールが世界に誇れる都市になる」と語った。
マレーシアでは1969年の多数の死者を出した人種暴動事件後に地方自治体の選挙はすべて停止されている。現在は下院議員と州議会議員のみの選挙が行われているが、市や郡の首長は各州首相が任命する。
2020年には当時のズライダ住宅・地方自治相が地方選挙の復活を主張したが、与党一部で反対意見が出て話がまとまらなかった経緯がある。