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アンワル・イブラヒム首相はこのほど、日本と韓国を経済発展のモデルとした東方政策には中国も含めると述べた。朝日新聞のインタビューに答えたと国営通信ブルナマが12月19日に伝えた。
首相は「40年間続いてきた政策を見直すオープンな姿勢が必要だ」と語り、「イースト」とは中国を除いたものではないと指摘。「ルック・イースト」というときは中国も含めるとの見方を示した。
ただ、首相はマレーシアの国益次第で中国と付き合うとも述べた。
首相によると、アジア太平洋経済協力会議(APEC)が米国で開催されたときに、米国からなぜマレーシアは中国寄りになっているのかと質問された。そのときに首相は「中国はより多く投資をしているからだ」とも答えたという。
中国は南シナ海の領有権を主張するが、首相は中国と交渉して一方的な行動は許さないとも釘を刺した。
東方政策は1982年に当時のマハティール首相が導入。これに基づき、多くのマレーシア人が日本や韓国に留学している。