イポー市北東部でトラ1頭を捕獲

ペラ州野生動物・国立公園局は12月20日、イポー市北東部のウル・キンタ地区でトラ1頭がわなとなっていた檻に入っているところを捕獲されたと発表した。

わなにかかったトラは4歳で、体重90キロのオス。19日午後11時半に檻に入っているのがわかり、同局職員が麻酔銃で眠らせ、20日午前4時半に動物保護センターに搬送された。

同地区のオラン・アスリの村付近で数日前からトラが徘徊しているのを目撃されていた。同局はこのトラが徘徊していたとみている

同局はトラのエサとなっているイノシシがアフリカ熱に感染して少なくなっていることから人家付近に出没している可能性があるとしていた。

ここ数か月マレー半島農村部ではトラが出没する事例が多発。クランタン州では11月から12月にかけて3人が襲われて死亡する事故が発生している。