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クアラルンプール市警察などは12月26日夜、米国大使館周辺にピケを張ろうとしたデモ隊100人の行進を阻止した。
抗議運動に参加する約50の市民団体をまとめるパレスチナ連盟事務局は先に大使館周辺で26日午後10時から31日まで抗議活動を行うと声明を発表。大使館前にはテントを張って連日抗議イベントを行うとしていた。
国連安全保障理事会のパレスチナ自治区のガザ人道支援拡大の決議案の採択で米国が棄権したことに対する抗議を展開する予定だった。
市警察のアラウディン・アブドゥル本部長はパレスチナの状況に同情するものの、「警察は公共の秩序とマレーシアへの外国代表の安全を確保する責任がある」と強調。大使館の安全を脅すような行為は許されないとして断固とした態度を取るとしている。
市民団体は、テントを張って31日まで抗議活動を行うとしている。27日夜には大使館近くに4つのテントが張られているのが確認された。ジャラン・トゥン・ラザクの米国大使館周辺は当面緊迫しそうだ。