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保健省は12月27日、今年10月に行われた取り締まりで違法医薬品を販売していた1675のウェブサイトを遮断したことを明らかにした。
取り締まりは10月3日から10日までの1週間。違法に販売していたサイトのうち76%がEコマースのプラットフォームを利用していた。同省はマレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)やプラットフォーム・プロバイダーに通告してアクセスを遮断させた。
違法医薬品として多いのが鎮痛剤や抗生物質、向精神薬、咳止め薬といった規制医薬品。こういった医薬品は年々違法な販売が増えているという。
また、同期間中に税関局などとも協力し、空港や郵便流通センター、陸路や海路の入国地点でも取り締まりを実施。1万3552点におよぶ未登録医薬品を押収した。中でも化粧品が2359点と最多で、胃腸薬(2243点)やステロイド剤(1673点)の他、鎮痛剤(1465点)健康補助食品(1343点)なども見つかった。そのほとんどは日本も含め、豪州やバングラデシュ、香港、インドからのものだった。
関係施設の家宅捜査も行い、9万6691点におよぶ違法医薬品も押収した。
この期間に逮捕されたのは72人。