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サバ州電力公社(SESB)は年間の停電平均時間(SAIDI)を2030年までに100分にまで短縮することを目指している。同社のウィルフレッド・マディウス・タンガウ会長(トゥアラン選挙区下院議員)が12月29日に述べた。
同会長によると、2005年のSAIDIは4109分、2013年は424分、2022年は302分にまで短縮され、現在は274.43分にまで下がった。
同会長はこのSAIDIの値が高いことは同社の5つの課題の一つとも指摘。州内全域に確実な電力供給をできるようにするため引き続き努力するとも述べた。
同会長はまた、電力は売れば売るほど赤字になる体質になっていることも指摘。現在同社は電力の平均基本料金が1kWhあたり34.52センだが、発電コストは同43.83センで10センの損失が出ているという。さらに連邦政府からの補助金に大きく依存しているため、財政的に危機的な状況にもあると。発電能力を向上させることも課題で、これらを解決する必要があると強調した。