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ペナン州で1月10日から14日の5日間にわたって大規模な断水が行われる。ペナン水道公社(PBAPP)による配管のメンテナンス作業のため。
影響を受けるのは59万世帯。スブラン・プライ市の大半やペナン島ではジョージタウンやバヤン・ルパス、プラウ・ティクスなど11地区にのぼる。州全体の85%が影響を受ける。
同社は2万~3万リットルを入れられる大型の水タンク10基を準備して対応するという。
今回のメンテナンス作業は各地で破裂しそうな配管が多数あることから全面的に点検と交換をしたい考え。
また、同州には食品やメッキなどの化学関連や金属研磨など水に依存する多くの工場がある。このため、断水の影響で操業を停止せざるを得ないところが多数出る。
マレーシア製造業連盟(FMM)によると、各工場は48時間分の貯水はできるものの、それ以上はできないため、断水措置が取られる最初の2日間は稼働を停止するところが多い。これに伴う損失は何百万リンギにも達するとしている。
同州では12月19日にも配管の破裂で12万世帯が1週間にわたる断水措置が取られたばかり。州民からは不満が高まっている。