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ジョホール州、7日まで大雨に警戒を

ジョホール州、7日まで大雨に警戒を

2024.01.05 政治・社会

マレーシア気象局は1月4日、ジョホール州のスガマット、クルアン、メルシン、クライ、コタティンギ、ジョホール・バルで7日まで大雨が降り続くとして警報を、パハン州のクアンタン、ペカン、ロンピンとジョホール州のバトゥパハ、ポンティアンで7日まで雨が降り続くとして注意報を発令した。国営ベルナマ通信が伝えた。

気象局が3日に発表した予報では、7日まで東マレーシアのサラワク州、サバ州の一部に東風が集中して湿度が上昇し、影響を受ける地域で雨が降る見込み。

国内では通常10月から3月まで続く北東モンスーン(季節風)で大雨に見舞われ、各地で洪水被害が深刻化。国家災害管理庁(NADMA)によると、2023年12月27日時点でジョホール州、クランタン州、パハン州、サバ州、トレンガヌ州の17地区で洪水が発生し、計2人が死亡、7975世帯・2万5676人が避難を余儀なくされた。

被害が大きかったクランタン州の洪水はすでに沈静化したが、NADMAの最新報告では、プルリス州のスンガイ・アラウ川とクランタン州パシル・マスのスンガイ・クランタン川の水位は危険レベルにあり、洪水や斜面の崩壊・損傷のために19の道路が閉鎖されているという。

また、こうした相次ぐ洪水でペットや家畜が犠牲になることも多く、関係団体からは政府に対し、災害時の動物への影響を最小限に抑えるための政策検討を望む声が上がっている。

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