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教育省(MoE)は1月6日、同級生をヘルメットで殴った疑いで15歳の男子生徒が逮捕されたことを受け、いじめ加害者に対する揺るぎない姿勢を強調するとともに、いじめを受けている生徒の動画がソーシャルメディアで拡散されたことから、直ちに調査・対策を実施し、問題解決に取り組むと発表した。
英字新聞ニュー・ストレーツ・タイムズなどが伝えた。
MoEは、2023年の特別通達第12号「いじめ管理ガイドラインの実施」に基づいて初期措置を講じていることを明らかにし、罪を犯した生徒に対する懲戒処分を確実に行うよう学校に要請。「管理下にある全教育機関でいじめに妥協しない」と述べた。
また、動画拡散に関し、いじめに関与した子どもの身元を公表しないことで現行法の規定を遵守するようメディアや一般市民を含む全ての関係者に呼びかけ、いじめの不正行為を常態化させないためにも地域全体に協力を求めた。
警察によると、事件は男子生徒が、学校を一緒にさぼることを拒否した同級生の顔や胸をオートバイのヘルメットで繰り返し殴ったのが発端とみられる。被害者の父親から5日に事件に関する報告があり、男子生徒は6日、逮捕された。