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公共交通機関を運営するプラサラナ・マレーシア社は1月9日、運行バスを2037年までに全て電気自動車(EV)に切り替えることを明らかにした。国家エネルギー移行ロードマップ(NETR)に沿い、公共交通を変革しながらグリーンモビリティを推進するのが目的。英字新聞ザ・スターなどが伝えた。
アンソニー・ローク運輸相は同社の2023年業績と将来計画に関する記者会見において、発注済みのディーゼルバス計310台が最終調達となり、2025年からEVバスへの移行を開始すると発表。「調達入札はすでに行われ現在評価中であり、落札は今年3月、納入は2025年の第1四半期(1~3月)を予定している」と述べた。
同社のバス電化プログラムでは、既存のバス15台とLRT3プロジェクト用のフィーダーバス150台を電化。さらに今年新たにEVバス100台を購入し、2025年から2030年の間に計1166台の導入を目指す。
また、同社は今年第1四半期に、所有するバスと鉄道の駅、停留所など103カ所でNETRに沿った取り組みを開始し、75カ所にソーラーパネルシステムを設置する予定。2027年までに発電容量最大13メガワット(MW)が期待されている。