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パハン州、観光でムスリムフレンドリーを推進

パハン州、観光でムスリムフレンドリーを推進

2024.01.16 政治・社会

パハン州政府は今年、業界でますます注目を集めているムスリム(イスラム教徒)フレンドリーな観光を推進する。1月15日付の国営ベルナマ通信が伝えた。

州の観光や文化関連事業を担当する委員会によると、ムスリムフレンドリーな観光は世界的に成長市場であり、現在の市場価値は約1940億米ドルと推定、2026年までに3000億米ドルに達すると予想されている。

パハン州には5000軒以上のハラルレストランや飲食店があり、多様な郷土料理を提供。州政府はハラル基準の遵守を保証するため、ハラル認証機関との一貫した協力関係を維持しており、イスラム教徒の観光客の信頼を得ているという。

力を入れるのは、マレーシアへの観光客数で常に上位にランクインする中国。州関係者は昨年、中国の中でもイスラム教徒が多く住む桂林に出張し、今年のラマダン明けの休暇を利用したパパン州へのツアー誘致に成功した。

州の担当者は「パハン州はムスリムフレンドリー観光に秀でる大きな可能性を秘めている」とし、「その取り組みはニーズに合った施設やサービスの提供で実証されており、さらに文化、遺産、歴史、建築芸術、そして自然景観の美しさの独自性によって引き立てられる」と強調した。

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