覚せい剤528キロ押収 1900万リンギ相当、260万人分の使用量

プルリス州の警察は1月10日、パダンベサールの森林保護地域に隠されていた覚せい剤528キロ（1900万リンギ相当）を押収した。押収量は同州で過去最大という。15日付の国営ベルナマ通信が伝えた。

発見現場は幹線道路から約2キロ、国境まで約3キロの距離。中国茶480包が入った20袋が、枝葉で覆われた鉄製の台車に置かれていたという。

麻薬犯罪捜査局の局長は「覚せい剤の発見は警察の監視下で同日逮捕された男（35）の捜査の結果」と言及。同日、関与しているとみられる21歳から42歳の男3人が逮捕され、「彼らは互いに顔見知りで、昨年からこの密輸活動に関与していると疑われることが何度かあった。押収量は260万人分の使用量にあたる」と述べた。