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マレーシアで市場シェア1位でダイハツ工業が出資するプロドゥアが、ブランド初の電気自動車(EV)の開発に乗り出すと、ザフルル・アブドゥル・アジズ投資貿易産業相が明らかにした。2025年末に量産開始予定。1月17日付の自動車情報サイト「ポール・タン.org」などが伝えた。
ザフルル・アブドゥル・アジズ投資貿易産業相は自身のX(旧ツイッター)で「プロドゥアは『新産業マスタープラン(NIMP)2030』の下で手頃な価格のEVを生産することになり、国際的な自動車メーカーと協力してプロトタイプを開発した」と投稿。「マレーシアのEV技術の発展と持続可能なモビリティの強化に貢献してくれたプロドゥアに感謝する」と付け加えた。
協力したメーカー名は明らかにされていないが、報道では、プロドゥアに出資しているダイハツの可能性もあるとみている。
マレーシア自動車協会(MAA)によると、国内におけるEV市場は過去2年間で飛躍的に成長し、政府はEV産業の成長支援に注力しているが、ダンピングを防止し、いわば国産EVへの道を開くために、CBU EVの基本価格を10万リンギに設定している。このため、依然として一部の高所得世帯向けの追加車としての購入にとどまっている。