関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]
キャメロン・ハイランド地区のカンポンラジャで犠牲者が出る土砂崩れがあり、同地区の担当官は1月27日、Sungai・Wi・D森林保護区にある事故現場は、昨年から野菜農家による違法伐採が行われていたことを明らかにした。国営ベルナマ通信などが伝えた。
土砂崩れは26日未明に発生。住宅が巻き込まれ、ミャンマー国籍の5人が亡くなった。
災害対策センターで記者会見した同氏は「地元農場所有者はパハン州森林局に森林の土地使用許可を申請したが、35度を超える急斜面であり、特に豪雨時期に土砂崩れなどの潜在的な危険を軽減することから許可が下りなかった」と説明。昨年4月、同局による強制捜査で逮捕されたという。
キャメロン・ハイランドではこれまでも土砂崩れが起きており、ここ10年間では2014年11月に農場労働者ら3人、同12月に妊婦と1歳児、2021年12月にはトラック運転手2人が亡くなっている。また現在は、今年1月19日に発生した土砂崩れの影響でハブとBOH Teaの農園を結ぶ道路「C156 Jalan Boh, Section 0.70」も閉鎖(2月2日までの予定)されている。