新国王即位式、ジョホール州民3万人が見送りに繰り出すと予想

マレーシア新国王に就任するジョホール州スルタン、イブラヒム・イスカンダル氏の即位式が1月31日に行われる。ジョホール州警察によると、Istana Bukit Sereneからセナイ国際空港までの道路約35キロに沿って州民約3万人が見送りに繰り出すと予想されている。英字新聞ザ・スターが伝えた。

ジョホール州警察署長によると、イブラヒム氏は31日午前8時ごろにIstana Bukit Sereneを出発し、約1時間かけてセナイ国際空港の王室格納庫に向かう予定。その間の道路35.5キロは午前7時45分から約1時間通行止めとなり、警察官約1200人とその他の支援機関のメンバーが配置されるという。

同署長はジョホール州民に「自らの安全のために警察官らのアドバイスに耳を傾けてほしい。また、午前中に用事がある人は早めに対応を」と呼び掛けながらも、「これは私たちにとって歴史的な瞬間だ」と強調。沿道には群衆に加わりたい人が行けるポイントが15カ所ほどあると述べ、スルタンへの支持を前に出て示すよう奨励した。

イブラヒム氏は昨年10月に開かれた統治者特別会議で満場一致で第17代国王に選出された。任期は5年間。