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マレーシア北部ペラ州にある入国管理局収容施設で2月1日夜、暴動が起き、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ難民100人以上が脱走した。逃げる途中で男性1人が車にはねられ死亡したという。シンガポールに拠点を置く英語ニュースチャンネル、チャンネル・ニュースアジアなどが伝えた。
ペラ州警察によると、脱走したのはロヒンギャ難民115人とほかのミャンマー民族16人の計131人。さまざまな機関から総勢375人が捜索にあたっており、警察が詳しい状況を調べている。
イスラム教徒が多いマレーシアは、ミャンマーやバングラデシュの難民キャンプでの過酷な状況から逃れてきたロヒンギャ難民にとって移住先として長い間好まれてきた。しかし近年、不法移民の取り締まりが強化され、ロヒンギャ難民を乗せた船を追い返し、何千もの人々を入管施設に収容している。